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メラミン化粧板の製造法

メラミンとは、お掃除に便利なメラミンスポンジのメラミンのことです。

メラミン化粧板の種類には、大きく分けて低圧メラミン化粧板と高圧メラミン化粧板があります。

当サイトで取り扱っているアイカ工業のメラミン化粧板は高圧メラミン化粧板ですので、高圧メラミン化粧板の製造法をご紹介します。

高圧メラミン化粧板は、メラミン樹脂とフェノール樹脂という熱で硬くなる性質を持つ樹脂で作るプラスチックの板です。

メラミン樹脂とフェノール樹脂をそれぞれ印刷紙やクラフト紙にしみ込ませて、乾燥させます。

そして表層はメラミン樹脂、中心層はフェノール樹脂になるように何層も重ねます。高熱(150℃)で高圧(約100kg/㎠)をかけて成形し、高圧メラミン化粧板が出来上がります。

1枚のメラミン化粧板の厚みは約0.4mm~1.2mm、大きさは主に3x6サイズ(約900mm×1800mm)や4x8サイズ(約1200mm×2400mm)で販売されています。重さは3x6と4x8のサイズで1枚当たり約2kg~5kgです。商品の種類によって、規格は異なります。

使用する印刷紙の色柄で多種多様なデザイン、さらに表面にエンボス加工などの仕上げを施しており

見た目にも機能的にも魅力的な商品です。

そしてアイカ工業のメラミン化粧板は環境に配慮した商品です。

メラミン化粧板の原料50%以上が生物由来のもので、バイオマスマーク認定を取得しています。

バイオマスマークは、生物由来の資源(バイオマス)を利用し、品質及び安全性が関連法規や基準、規格等に合致している環境商品に表示が許されます。

バイオマス商品は植物を原料とした分だけ温室効果ガスである二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルの性質を持っています。

 

合成樹脂であるメラミン樹脂やフェノール樹脂を原料としていますが、50%以上も生物由来の原料とは

意外に感じませんか。

このとても薄い化粧板は、カウンターの天板や家具の表面等の内装材として重宝されています。

メラミン化粧板のメリットは、耐久性・耐熱性・耐水性にすぐれています。傷つきにくく強度があります。対してデメリットは、メラミン化粧板単独では、衝撃で割れやすいので移動時などに注意が必要です。加工や補修が難しいです。しかし最近ではDIYの材料としてメラミン化粧板の人気が上がっているそうです。

商品によって、指紋がつきにくいもの、特に擦り傷がつきにくいもの、抗ウイルス・抗菌対応のものなど

特殊な機能を追加している商品も出ています。興味がございましたら、ぜひ当店にお問い合わせください。